【超まとめ】AWS コンピューティングサービス

今回AWS第三弾はコンピューティングサービスについてのご紹介です。

コンピューティングサービスとは、サーバーやデータベースなどのITリソースをネットワークを通して利用することをクラウドコンピューティングと呼びます。

超簡単にまとめただけなので、こういうものがありますよ。ぐらいで書いていきます!

 

 

 

 

 

EC2

AWSが仮想サーバーを提供するサービスで、このサービスを利用して作成した仮想サーバーをEC2インスタンスと呼びます。

 

 

 

Amazon Machine Image(AMI)

EC2インスタンスを作成する際に使用する仮想マシンイメージです。

OSには、Red Hat Enterprise LinuxUbuntuなどの各種LinuxディストリビューションMicrosoft Windows Serverや、AWSが提供しているAmazon Linuxが利用可能です。

 

 

ユーザーデータとインスタンメタデータ

これはサービスではないのですが、アソシエイトの試験を受ける上で絶対に覚えておくべきことなので、書いておきます。

EC2インスタンスにはユーザーデータとインスタンスメタデータの2種類があります。

それぞれの活用例が以下です。

 

・ユーザーデータ

ユーザーデータとはEC2インスタンスの初回起動時に1回だけスクリプトを実行できる機能です。

 

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ユーザーデータの活用例

 

 

インスタンスメタデータ

インスタンスメタデータとはEC2インスタンス自身に関するデータで、実行中のインスタンスを設定または管理するために使用されます。このデータをもとにCloud Watchなどのサービスと連携させることができます。

具体的には以下の情報が取得できます。

インスタンスID

・プライベートIPv4アドレス

・パブリックIPv4アドレス

・ローカルホスト名

・公開鍵

 

 

 

Lambda

サーバーなどのコンピューティングリソースを意識することなく、アプリケーションコードをデプロイしただけで実行することができる、サーバーレスなサービスです。

実行する際のメモリ容量と実行時間に対して課金されます。Lambdaは実行時間に制限があるため、時間を要する処理には不向きです。

Lambdaは様々なAWSサービスとの連携ができ、イベント駆動型のアプリケーションを執行できます。

例として、以下の図のようにS3にコンテンツファイルがアップロードされたことをトリガーとして、LambdaでアップロードされたファイルをEC2インスタンスへ連携することができます。

 

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Lambdaへの連携のイメージ図

 

・ExecutionRole

LambdaにアタッチされたIAMロールのことです。

 

・ロギング

全てのLambda関数の処理結果はCloud Watch Logsへ保存されます。

 

 

API Gateway

APIの作成、配布、保守、監視、保護を行えるサービスです。

EC2インスタンスやLambdaと組み合わせることをとで、Webアプリケーションのバックエンドや、データ、ビジネスロジックにアクセスすることができます。API gateway自体はサーバーで管理する必要がないため、Lambdaと組み合わせることでサーバーレスアプリケーションを実装することができます。

 

その他サービス

Elastic MapReduce(EMR)

大量のデータを迅速、容易に、かつコスト効率よく処理するためのWebサービスです。

大規模なデータを蓄積し分析する技術にHadoopやSparkなどの分散処理がありますが、

EMRはこれらの主要な分散処理環境を構築でき、それを利用した分散処理を容易に行うことができます。

 

 

Elastic Container Service(ECS)

コンテナオーケストレーションサービスです。(複数のコンテナを管理するためのツールのこと)

Dockerコンテナを簡単に実行、停止、管理することができます。

 

VM Import/Export

VM Importは、オンプレミス環境に作成した仮想サーバーのマシンイメージを、AWSのEC2インスタンスにインポートすることができるEC2サービスの機能です。

VM ExportはVM ImportによってAWS上にインポートされたEC2インスタンスを、オンプレミス環境で動作する仮想サーバーのマシンイメージへエクスポートすることができます。

 

以上です。

次回の第4弾はストレージサービスについて少しだけ紹介できればと思います。

ではまた!!!